選挙について、ちょっと。
日曜日、自分の卒業した中学校の体育館に、投票に行ってきました。今回の選挙は、ほとんど政治のことはわからない私も、関心を持ちました。
郵政民営化にYesかNoで国民に選択を迫る自民党。結果は自民党の圧勝。
あー、やっぱりかぁ〜、と思いました。この小泉人気、日本人の性質からいって、そこに票がなだれ込むのは当然の様な気がしたからです。よく考える人は、票が各党に分かれるだろうけれど、そこまで政治に詳しくなく、とにかく選挙に参加という人はとりあえず自民党、というのが多いんじゃないかなぁ?そういう人がきっと多いと思うから、結果はこうなって当然なんだろうなぁ、と。民主党に対抗して、各地に刺客(自民党の候補者)を送り込む、という言ってみれば"あこぎ"なやり方をしても、自民党の大勝。
私個人的には、あの刺客、というのはイマイチ納得できないやり方だなぁ、と思います。朝のニュースでデーブスペクターさんがおっしゃってましたが、アメリカではその土地に1年以上住んでいないと、そこから立候補することはできないそうです。それを今回は、この地区が自民党が弱そうだから、立候補者がいないから、って全然その土地に関係ない人を送り込んで、そこから立候補させるなんて、ちょっとおかしな話ですよね。。そもそも日本の選挙制度がおかしい、というか…。
でもあれだけの大勝、小泉人気だけでは成し得ないんじゃないかな、とも思う。結局、多くの人が、郵政民営化して欲しい、とまでは思っていなくとも、民営化してもいいよ、くらいは思っているということだと思う。だって反対だったら、今回の選挙、自民党には投票できない。だから、国民の声を聴きたくて、今回の選挙をした小泉さんの目標は、ほぼ完全に、達成されたのではないかな、と思います。
でも刺客を送り込まれても、当選した野田聖子さん、刺客として立候補し、自民党の後ろ盾があっても、当選しなかったライブドアの堀江社長。今回の選挙は壮絶でしたが、魅力ある人は残り、そうでない人は残れなかった。そして小泉さん、というのは人間的にやっぱり魅力があり、なにか変えてくれるかもしれない、という期待をさせる人物なんでしょうね。それを他のどこの党首も超えることができなかった。もし超えられていたら、きっと、今回の選挙の結果は、多少は変わっていたかもしれない。
結局、どんな世界でも人間性って、とっても大切なんですね。何が正しくて、何が間違っているのか、それがわからない時、判断材料はそこにしかないような気がします。
今回の選挙について、私なりに考えて書いてみましたが、間違った解釈をしているところもあるかもしれません。でもこの選挙、私はとっても面白かったです。小泉さんには、これから、みんなの期待に応えて、頑張ってほしい。問題山積みの日本を、少しずつでも変えていって欲しいなぁ、と思います(^^)。
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